しばらく更新をしていませんでした。記事を書くよりジャンクなものをいじることが忙しいので、という言い訳ですが、そのジャンク遊びについての考察です。

ハードオフなど中古店のジャンクコーナー、メルカリ・ヤフオクなどの商品表示でジャンク品という言葉を見たことがある人も多いかと思います。また、Youtubeでジャンク品のレビューや修理などの番組も多くあります。
ジャンク=「役に立つ立たないもの、ガラクタ、ゴミ」という説明があります。それを聞いても、なんとなく興味があるのだが、どうもジャンクコーナーでゴソゴソしている人が気になる、という人向けの記事になります。

まずジャンク商品を分類してみます。

  1. ほぼ使える状態ではない。まさにゴミ、しかし人によっては古い機械などを修理する部品を取り出し活用できる。あるいは昔なつかしい品物で、オブジェとして飾ったり、コレクションしたりする。
  2. 状態が悪かったり、パーツ(電気製品ではバッテリーなど)が不足して、動作未確認のもの。案外な確率で動作する期待がある。しかし、動作しないリスクもあり、その場合はゴミがオブジェ。
    ヤフオクなどでは失敗も多いかも。
  3. 一応、動作はするが、なんらかも制限(破損、部品欠如、一部機能が使えないなど)があるもの。
  4. ほぼ完動品だが、古かったり、外観が悪く、中古品保証がないもの。

といったところでしょうか。商品の分野は様々ですが、主に電子機器、機械について話を進めます。

ネットをさまよっていると、ジャンク好きに年齢は関係ないようです。
機械を分解したり、組み立てたりしていじることが好き。古いものが何故か好き。安くいろいろなものが手に入るので楽しい、など理由は様々かと思います。
年長者の場合は、昔、興味があったけど高くて手が出なかったものが、格安で手に入り、ノスタルジーに浸れるなんて理由もあるかと思います。自分もこれ、プラス機械いじりが楽しい、という理由でジャンク遊びを楽しんいるのかなと思っています。

興味はあるのだが敷居が高い、しかし気になると思っている人は、先の分類の4から入ることをおすすめします。慣れないと見極めが難しいかもしれません。若干、ギャンブル的な要素もあるのですが、使えるものを安く手に入れたときの快感は病みつきになるかもしれません。

まずは、ハードオフなどの中古店のジャンクコーナーで自分が興味ある分野の商品を手にとって比べてみてはいかがでしょうか。

後半では、私自身のジャンク遊びについて少し紹介します。

まず、定番はジャンクパソコン。秋葉原を訪れるとPC本体、パーツなどの中古品・ジャンク品を見て歩きます。よくも飽きないなと自分でも呆れますが(笑)。かつては組み立てパソコンのパーツ探しが中心でしたが、最近はノートパソコンのジャンク品を再生させ、様々なOSを入れてみたり、人に頼まれ格安で利用できるパソコンを提供したりしています。
実務でハードにパソコンを利用する、最新の3Dゲームをやりたいという人は別にして、とりあえずパソコンが使えればという人にとっては、かなり前の世代のパソコンでも内蔵ドライブをSSDに換装したり、メモリを増設するなどの対処で、十分使える状態になると思っています。

パソコンに近いもの?として、スマホ・タブレットがあります。最新のスマホはハイエンドはどんどん高価になっています。エントリーモデルは適価のものも多くでているといっても、自分にしては安いわけではありません。そこでジャンクのスマホです。かつてのフラッグシップが数千円で、と思うと、ついつい購入してしまいます。そもそもスマホ・タブレットを何台ももってどうするの他人は思うでしょうが、利用のしかたは別途書いてみるとして、とりあえずジャンクスマホも使えますよということです。

古いAV製品も面白みがあります。いまや音楽はスマホで聞くのが主流になっています。マニアックな人は、いくらでもお金をつぎ込んでオーディオを楽しんでいて、中古でも高価な機器がたくさんあります。自分はそこまではつぎ込む気はないのですが、ジャンクコーナーで見かけたコンパクトコンポの値段の安さに惹かれました。その昔、コンパクトコンポもそれなりの金額でなかなか変えませんでしたが、昼飯代程度で手に入るのは魅力です。何台か手に入れましたが、ブルートゥースのプリアンプなどを別途購入しそちらのほうがお金がかかったというオチがあります。

最近、はまり始めたのが、カメラのオールドレンズです。詳しくは別途かいてみたいと思いますが、ミラーレス一眼にマウントアダプターというものを介して、フィルムカメラ時代のレンズを取り付けるというものです。
スマホで撮る写真に物足りなさを感じ、調べていたら見つけた楽しみです。
カメラは万年初級者なので、大した写真が撮れるとも思っていないので、まずはジャンクレンズの程度のいいもので試し、だんだんとディープな分解清掃に手をだすのかと思っています。
質のいい、オールドレンズに行くかは、カメラの腕の状態しだいでしょうか。