ジャンクなカメラとレンズで野鳥を撮ってみた

本格的に野鳥を撮るには、高価なシステムを組まなくてはならないのかもしれませんが、そんな投資はできません。しかし、野鳥観察は好きなので、これまでは超望遠デジコンNIKON Coolpix610で撮影をしています(最近はやや遠ざかっていましたが)。
ジャンクカメラ・レンズで遊び始めたので、これらの機材でどの程、野鳥が撮れるか試してみます。

最初の6枚は、600万画素のNIKON D40にAF NIKKOR28-200mmで撮影したものです。35mm画角300mm相当はさすがに短いですね。上の4枚は比較的撮影しやすいカモ類(カルガモ)を20mくらいの距離で撮ったものですが、雰囲気だけです。600万画素ではトリミングは無駄な抵抗です。下の2枚は30mmほどの距離と10mm弱の小鳥ですが、ちょっと厳しいですね。
ただD40の色の出方はいいなと思っています。雰囲気はなんとかでてるでしょうか。

次はマイクロフォーサーズのOM D-M10にNIKON 28-200mmで撮影したのものです。35mm画角400mmですが、まだ小さめです。解像についてはレンズのせいか、未熟なMFなのでピントが甘いか、スッキリとはいきません。

次は、D-M10にMINOLTA MC TELE ROKKOR-HF 300mmでの撮影です。いわゆるオールドレンズの部類に入りますが、ふんわりした雰囲気の画像になります。MFレンズなのでピントが合わせやすいのですが、腕のほうがまだまだかと。
下の右画像は、デジタルテレコンで35mm画角1200mmになりますが、案外使えるように思えます。
他にジャンクの300mmAFズームレンズでも試してますが、MFで撮るためピントがしっかりとれません。単焦点ののMF用レンズに分があるようです。ただ、重さがネック。

ハクセキレイ 重いレンズなので夕方の手持ちでは近くでも厳しい!

比較のためにP610の画像を入れます。倍率はかせげるので、それなりに撮れますが、AFの弱さ、センサーサイズに不満が出ています。マイクロフォーサーズもセンサーサイズはいまいちでしょうが、投資の限界を考えると、D-M10用に300mmZOOMを手に入れ、中古カメラでステップアップしていこうかと思います。