低予算でどこまで野鳥撮影ができるか(1)

ジャンクなカメラ・レンズを試しているうちに、しばらく遠ざかっていた野鳥観察・野鳥撮影の趣味を再開したくなった。過去にいろいろと野鳥の撮影を試していたが、金額的な投資はできないため、中途半端な写真が多かった。
今後もそんなに大きな投資はできないが、低予算でどこまで自分として満足ができるか、いろいろとためしていこうと思う。

とりあえず、これまでのカメラで一番、野鳥が撮れたのは、NIKONのCoolpixcel P610だ。超望遠のカメラとはいえ、センサーサイズ1/2.3のコンデジなので、最新のシステムと比べれば限界がある。高価なシステムで撮られた素晴らしい野鳥写真を研究しながら、最近手に入れた古めのマイクロフォーサーズカメラでのステップアップに取り組んでいきたい。

まずは、Coolpixcel P610で改めて撮影したものをベースにしていこうと思う。すべてJPEG撮って出しの画像になる。

上の2枚は、隣の空き家の庭で遊ぶシジュウカラ 4mほどの近距離なので、羽毛もそれなりに解像してはいるが。
近くの観察フィールド手賀沼のカワウ 10m以内の距離で撮れたが、AF性能がイマイチでこのあたりがベストショット
飛翔をきれいにとるのは難儀
こちらは至近距離で沼に飛び込む瞬間を狙ったオオバン
10m強の距離で最大倍率で撮影したユリカモメ 白とびで完璧とは...
この瞬間をきれいに撮れると嬉しいのだが
眼の前を泳ぐカンムリカイツブリ のんびり泳いではいるが、ピントぴったりは難しい
すぐ目の前で泳ぐオナガガモ これだけ近いとまずまずの解像かと思うが、白い部分は難しい
背中だけだとこんな感じ

この日の手賀沼撮影は、近くで観察できる場所だったので、小さなセンサーでも、それなりの写真が撮れたかと思うが、これを土台として、他のシステムの写真と比べていきたい。